ソフトウェア開発技術者とは

ソフトウェア開発技術者とはコンピュータエンジニアのための国家資格です。対象者は、情報システム開発プロジェクトにおいて、内部設計書・プログラム設計書を作成し、効果的なプログラムの開発を行い、単体テスト・結合テストまでの一連のプロセスを担当する者、と規定されています。基本情報技術者の資格を取得した後に目指すべき資格のひとつです。

ソフトウェア開発技術者の概要

ソフトウェア開発技術者の試験は年2回実施されます。国家資格では珍しく受講するための制限はありません。コンピュータサイエンスやSQL、アルゴリズムに関する問題が出題されます。基本情報技術者よりもはるかに難しい内容となっており合格率は10〜15%となっています。

受講資格

受検するための制限はありません。

試験日程

試験日程を以下に示します。なお、正確な情報は情報処理技術者試験センターに問い合わせて確認してください。

試験日程
 
試験日 4月第3日曜日 10月第3日曜日
願書受付 1月中旬から約1か月間 7月中旬から約1か月間
合格発表 試験の約2か月後 試験の約2か月後
受験料

5100円(税込み)

申し込み・問い合わせ先

申し込み先・問い合わせ先は下記になります。

申し込み・問い合わせ先
独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター(03-5978-7600)
ホームページ
情報処理技術者試験センター

役に立つ職種

コンピュータエンジニアを目指す人にとっては重要な資格です。ソフトウェア開発会社、システム開発会社では技術者の必要最低限の資格として重要視されています。

  • プログラマー
  • システムエンジニア

関連する資格

ソフトウェア開発技術者に関連の深い資格を紹介します。

基本情報技術者

基本情報技術者とはコンピュータエンジニアの基礎となる国家資格です。

アプリケーションエンジニア 

その他

合格者にはいくつかの特権があります。アプリケーションエンジニア、システムアナリスト、プロジェクトマネージャのいずれかの試験を受験した場合、これらの午前試験は免除されます。

また、中小企業診断士試験および弁理士試験で科目免除が受けられます。