Excel表計算処理技能試験について
ビジネス社会で事務職を問わず使用する機会の多い「Microsoft Excel」。その能力を認定するための試験です。但し近年ではExcelのようなOffice系のソフトは使用できることがビジネスマンとして当たり前となってきているため、有効性が薄れつつあります。
Excel表計算処理技能試験の概要
3級〜1級までのランクがあります。認定基準はサーティファイソフトウェア活用能力認定委員会により、以下のように定められています。
- 1級
- Microsoft ExcelRを用いてビジネス社会における高度な表計算処理を行うことができる。同時に、パソコン・表計算・ビジネス図表・ビジネス帳票・データベースに関する高度な実務知識を駆使して業務処理を分析し、表計算処理ソフトウェアの活用法を指導・提案できる。
- 2級
- Microsoft ExcelRを用いてビジネス社会における通常の表計算処理を行うことができる。同時にパソコン・表計算・ビジネス図表に関する基礎知識を有し、初心者の操作指導ができる。
- 3級
- Microsoft ExcelRを用いて簡単な表計算の入力と作成を行うことができる。同時にパソコン・表計算・ビジネス図表に関するごく基本的な知識を有する。
受講資格
受検するために制限はありません。どなたでも受検できます。
試験内容
知識試験と実技試験に分けられます。知識試験は、ビジネス帳票およびMicrosoft Excelに関する操作知識について問う問題です。技術試験は、Microsoft Excelの操作によるxlsファイル等の作成、編集の実技試験を行います。
知識試験はテーマ別に大問10〜15題程度、小問 3級40問程度、1・2級45問程度が出題されます。内容は選択問題になっています。
実技試験は5問〜8問程度の大問形式です。解答をHDやFDに保存して提出します。
受講料
受講料はそれぞれの級により異なります。
- 3級・・・5,300円
- 2級・・・6,400円
- 1級・・・7,500円
申し込み・問い合わせ先
申し込み先・問い合わせ先は下記になります。
- 申し込み・問い合わせ先
- サーティファイ認定試験事務局 (0120-031-749)
- ホームページ
- ビジネス能力認定サーティファイ
役に立つ職種
Office系ソフトを使用できることは事務職にはもはや必須となっています。
- 事務職
Excel表計算処理技能試験に関連する資格
「Excel表計算処理技能試験」に関連する資格を紹介します。
Word文書処理技能認定試験
Microsoft Wordを用いた文書作成技能と、ビジネス実務への展開能力を認定するための試験です。
Accessビジネスデータベース技能認定試験
Microsoft Accessを用いたデータベースシステム構築技能と、データベースに関するビジネス実務能力を認定するための試験です。。
PowerPointRプレゼンテーション技能認定試験
Microsoft PowerPointRを活用したプレゼンテーションスライドの作成技能を認定するための試験です。
WindowsR操作技能認定試験
Microsoft Windowsの多様な機能の活用および設定方法とともに、Windows上の様々なアプリケーションソフトの活用操作に関する標準的な技能を認定するための試験です。