簿記検定について
簿記会計の検定試験の中で最も信頼されている。1級合格者には税理士試験の受検資格が得られます。
簿記検定の概要
4級〜1級までのランクがあります。各級の基準は以下のように定められています。
- 4級
- 商業簿記の基礎的知識を有しており、かつ初歩的な実務処理ができる。
- 3級
- 個人企業における経理担当者、または経理補助者として必要な商業簿記に関する知識を有しており、かつ簡易な実務処理ができる。
- 2級
- 商企業および工企業における経理担当者および経理事務員として、必要な高校程度の商業簿記および工業簿記に関する知識を有し、かつ高度な実務処理ができる。
- 1級
- 1級を合格しないと受検資格が得られないため税理士・公認会計士などの国家試験の登竜門な存在。大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得している。財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。
1級の試験は合格者10%程度と非常に難しい。
受講資格
受検するために制限はありません。どなたでも受検できます。
試験内容
4級、3級は商業簿記、2級は商業簿記と工業簿記、1級は商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学について問われる。世間で広く認知されている資格のため参考書籍も多数販売されており対策を行いやすい。
受講料
受講料はそれぞれの級により異なります。
- 3級・・・1,600円
- 3級・・・2,500円
- 2級・・・4,500円
- 1級・・・7,500円
申し込み・問い合わせ先
申し込み先・問い合わせ先は下記になります。
- 申し込み・問い合わせ先
- 日本商工会議所 (03-5777-8600 )
- ホームページ
- 日本商工会議所
役に立つ職種
税理士・公認会計士を目指す人にとっては登竜門的な資格です。
- 税理士
- 公認会計士
簿記検定に関連する資格
「簿記検定」に関連する資格を紹介します。
税理士
税務のプロになるための資格。資格取得者の多くが独立開業している。