語学系の資格

外国語に関する仕事を行う場合は非常に重要な資格になりますが、近年は大手企業の場合、社員全員にTOEICなどの英語によるコミュニケーション能力試験の受講を義務付けている会社も増えています。

実用英語技能検定(英検)

最も有名な資格といってもいい「英検」です。中学校や高等学校によっては生徒に受講を義務付けているところもあります。日本ではTOEICと並んで英語の資格として知られています。

5級〜1級(準2級、準1級含む)の7つのランクがありますが、社会に出て役に立つのは準2級以上と考えておきましょう。また、3級以上は2次試験も実施されます。

実用フランス語技能検定

日本で有一のフランス語の検定試験です。主催は財団法人フランス語教育振興協会になります。(以前は英検同様、文部科学省認定試験でした。)フランス語検定、仏検などと呼ばれます。

1級〜5級、準1級、準2級の7つのランクがあります。

TOEIC

世界60カ国近くで実施されている国際的な英語の資格です。設問内容は主に海外や日本の外資系企業のビジネス現場を想定しているため企業で社員に受講を義務付けているところも少なくない。テストは合否はなくスコアで判定される。

ちなみにTOEICとは「Test of English for International Communication」の略です。

TOEFL

TOEIC同様の国際的な英語の資格です。日本など英語圏以外の国から、アメリカ合衆国やカナダへの留学・研究を希望する人を対象に英語能力を測定するための試験です。

英語圏の大学以上の高等教育の授業を受けられるかどうかを判定することを目的に実施されている試験のため、学術的な内容が多くなっています。ビジネスの現場で使用する英語を想定しているTOEICとは大きくことなる点になります。

TOEIC同様に合否はなくスコアで判定されます。

TOEFLとは「Test Of English as a Foreign Language」の略になります。

日本語教育能力検定

外国人に対して日本語を教える日本語教員や、それをめざして学習している人の知識や能力を判定する検定試験です。日本語教育に必ず必要な資格というわけではありませんが、高い評価を得ている検定試験です。

日本語講師以外にも国際ボランティアなどで役に立ちます。